
カタログに載っている燃費は試験室の数値です。意味があるのは、自分の走る道で自分の車が実際に出す燃費で、それは測らないとわかりません。
給油を記録する
設定 → 燃料と給油を開き、+ をタップします。必要なのは3つです。
- 給油量と支払額:レシートのとおりに入力します。
- 距離計:これが重要です。入力がないと、その給油は支出には数えられますが、燃費には反映されません。
- 満タン:口いっぱいまで入れた場合はオンのままにします。
Milometry は現在地にピンを立て、スタンド名も自動で入れるので、入力するのはほぼ数字だけです。
何が算出されるか
実燃費には距離計の値つきの満タン給油が2回必要です。これは制約ではなく、測定の仕組みそのものです。口いっぱいまで入れた2回の給油のあいだに走った距離と、満タンに戻すのに要した燃料。この関係だけが、唯一正直な数値です。
条件がそろうと、燃費カードには次が表示されます。
- 直近5回の給油による移動平均燃費。距離で重み付けするので、長距離の高速走行のほうが短い街乗りより重く効きます。
- 通算平均に対する傾向。冬場の落ち込みや、引きずっているブレーキに気づけます。
- 1キロあたりの費用。実際の燃費と、実際に支払った金額から算出します。
- 最良と最悪の給油(日付つき)。
満タンでない給油も無駄になりません。その燃料は、属する区間に組み込まれます。
好奇心の先にある意味
Milometry が実燃費を把握すると、公称値ではなくその数値で各走行を価格計算します。効いてくるのは3か所です。
- 走行の詳細:その走行の推定燃料と費用、そして1キロあたりの費用。
- 同乗者との按分:同乗者が燃料代として実際に負担すべき額。
- 計算ツール:燃料費を差し引いた案件の手取り。
走行の費用欄には算出の根拠が表示されるので、実測値を見ているのか公称値を見ているのかが常にわかります。
記録し忘れた走行
距離計の値にはもうひとつ役割があります。走行記録の点検です。
2回の給油のあいだに距離計が480キロ進んでいるのに、走行記録では350キロ分しか説明できない場合、130キロが未記録ということになります。そして未記録の業務走行は精算できません。これを検出すると、インサイトに未記録の走行距離カードが表示され、走行を追加ボタンから、その距離が入力済みで日付も差分の期間内に設定された手動入力が開きます。
小さな差については意図的に何も言いません。車庫での切り返しや端数は当たり前だからです。差が十分に大きく、かつ距離全体に対して無視できない割合になって初めて表示されます。
